1909年の香林坊での開設から114年目で初めてです。

JR金沢駅金沢港口に近い金沢市広岡3丁目に新しい支店の建設を進めてきた日本銀行金沢支店の移転作業が完了し、11月6日から営業を開始しました。

日本銀行金沢支店は1909年=明治42年に全国で9番目、日本海側初の出張所として金沢市中心部の香林坊に開設されましたが、建物の老朽化に伴い2018年から移転に向けた準備が進められてきました。

6日は、経済界や金融機関の代表ら関係者が集まり、新しい支店のスタートを祝いました。

記念式典では吉濱久悦(よしはま・ひさよし)支店長が「中央銀行の責務を果たし地域の皆さんにより一層親しまれる存在となるよう努めてまいりたい」と挨拶しました。

新たな支店は総工費およそ66億円で金沢の街並みの黒瓦をイメージした外観とし、エントランスには能登スギや戸室石など地元産の資材が使われています。

北陸の天気にも配慮し全国で初めて結露を防ぐ放射空調設備を採用しています。

一方、金沢市香林坊の支店跡地の利用については、金沢市が現在、有識者会議で方向性を検討していて、2024年1月に意見をとりまとめる予定です。