絵画や陶芸などの分野で、作家たちの自由な発想を取り入れる「創造美術会」の展覧会が、29日sから金沢21世紀美術館で開かれています。

この作品展は、今年5月に東京で開かれた「創造展」で入選した北陸支部の作家の作品を中心に、洋画や陶芸など83点を展示しています。このうち、最高賞にあたる石川県知事賞を受賞したのは、東靖夫さんの「秋の想い」です。能登町にある茅葺き屋根の民家を描いた作品は、黒を基調とした落ちついた色合いで建物の重厚感を表現し、審査員から高い評価を受けました。

第65回記念「北陸創造展」は、来月3日まで金沢21世紀美術館で開かれます。