航空自衛隊とオーストラリア空軍による日豪共同訓練の第1陣としてC17輸送機が28日午後、石川県の小松基地に到着しました。2国間で結ばれた「円滑化協定」が今月13日に発効された事を受け、国内では初めての共同訓練となります。

到着したC17輸送機

協定は相互アクセスや協力を円滑に進めるため、オーストラリア兵のビザの免除や、武器・弾薬の持ち込み手続きの簡素化などが定められています。オーストラリア空軍からは最新鋭のF35A戦闘機も加わり、約140人の隊員が参加。

一方、航空自衛隊からは小松基地の他、青森県三沢基地と茨城県百里基地からも戦闘機と隊員が加わります。共同訓練は日本海の空域などで来月15日まで予定されています。