女性が暮らすアパートなどに100件以上侵入し、下着や現金を盗んだとして罪に問われている男の裁判で、検察は26日、犯行後に男が盗撮した動画を被害者のアパート名などのフォルダごとに分けて管理していたと指摘しました。

福井市の無職の男37歳は金沢市内のアパートの脱衣所に小型カメラを忍び込ませ、20代の女性を盗撮しようとしたとして2025年9月に逮捕されました。

その後の捜査で警察は計112件の犯行を立件し、窃盗や住居侵入などの罪で起訴しました。

これまでの裁判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めています。

26日、金沢地裁で行われた証拠調べで検察側は、男から押収したマイクロSDカードの中にアパート名や部屋番号、氏名が記載されたフォルダがあり、撮影年月日を表す8桁の数字をファイル名とした多数の動画が見つかったと明らかにしました。

動画には被害者が暮らす部屋の中や被害者宛ての郵便物が映っていて、女性の氏名などを特定していたとみられます。

男は2020年1月ごろから2025年9月まで犯行を繰り返していたとされ、被害にあった女性は500人以上に上ると検察側は指摘しています。