市民の生活だけでなく復興にも欠かせない、道路などのインフラの復旧。地震と豪雨の影響で多くの道路やトンネルが大きな被害を受けた石川県輪島市で9日、今後の復旧計画について話し合われました。

輪島市役所で開かれた「輪島地区道路復旧・復興促進協議会」。能登半島地震や豪雨で長期間、通行が出来なくなっている道路やトンネルなどの復旧工事の進捗状況や今後の計画案などが報告されました。
中でも大規模な土砂崩れに見舞われいまだ通行が出来なくなっている輪島市町野町の「主要地方道珠洲里線」では一部、既存の市道を活用しながらおよそ2キロのトンネルを新たに建設する復旧計画が話し合われました。

石川県 奥能登土木総合事務所 納橋豊暢所長「被災した住民の方から生活再建を早くしたいという声も聞いている。それにお応えできるよう早期の復旧を目指して取り組んでいきたいと思います」
市では今後も協議を重ねながら1日も早い復旧・復興を目指します。