今もなお多くの被災者が仮設住宅で暮らす中、恒久的な住まいの整備は急務となっています。

石川県七尾市では、設計・建設などを民間のハウスメーカーが担う「買い取り方式」を導入し、復興公営住宅の建設を急ピッチで進めます。

記者リポート「七尾市中島町のこちらの敷地に建設される復興公営住宅。民間企業が建設し、市が買い取る方式で整備が進められます」

「終(つい)のすみか」を迅速に

災害で住宅を失い、自力での住宅再建が難しい被災者向けに建てられる復興公営住宅。1日も早い「終のすみか」の整備が求められる中、七尾市では一部の建設予定地で「民間買い取り方式」を導入しました。

公募の結果、以下の団地で建設する企業が決定し、協定式が行われました。
・中島第1団地・第2団地(48戸):アントール
・能登島団地(20戸):大和ハウス工業