参政党は、党の副代表を務める川裕一郎県議を、参議院選挙の全国比例区に擁立することを決めました。

これに伴い石川県議会議員の金沢市選挙区では、補欠選挙が前倒しされることになります。

参政党は28日、夏の参院選全国比例区の公認候補として、現在、党の副代表を務め県議会議員4期目の川裕一郎県議53歳を擁立すると発表しました。

県議会議員の金沢市選挙区では、2月に現職の県議が亡くなり欠員が1となっていて、当初、2026年春の知事選にあわせて補欠選挙が行われる予定でした。

県選挙管理委員会によりますと、公職選挙法に基づき1人区以外の選挙区で欠員が2人以上となった場合、50日以内に補欠選挙が実施されます。

川県議は県議会6月定例会には出席する意向を示し、参院選の公示日に自動失職するとみられます。

このため川県議が辞職した後、50日以内に補欠選挙が行われることになります。