京都府南丹市の山林に、小学生の男の子(当時11)の遺体が遺棄された事件。

死体遺棄の容疑で逮捕されていた父親(37)について、警察は5月6日、殺人の疑いで再逮捕しました。

さらに、男の子の遺体が、殺害後に「少なくとも4カ所」に転々と移動させられたとみられることも、新たにわかりました。

■公衆トイレで絞殺か

5月6日に殺人の疑いで再逮捕されたのは、南丹市園部町の会社員・安達優季容疑者(37)です。

安達容疑者は、3月23日から4月13日までの間に南丹市内の山林に、息子(養子)の結希さん(当時11)の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑ですでに逮捕されていました。

また、結希さんの死亡をめぐり、任意段階の取り調べで安達容疑者は、「南丹市内の公衆トイレで結希さんと口論になった際に、言動に腹を立て、衝動的に首を絞めて殺害した」という趣旨の供述をしていたということです。

京都府警は、この供述の通り、安達容疑者が公衆トイレで結希さんを殺害した可能性があるとみて、捜査を進めています。

■殺害後に「少なくとも4か所」に遺体を転々と移動… 遺体発見場所には3月末ごろ遺棄か

加えて安達容疑者は、公衆トイレで結希さんを殺害した後、▽自宅の裏山や、▽結希さんのランリュック(通学用かばん)が見つかった山中、▽結希さんが履いていた靴が見つかった山林に転々と移動させ、最終的に、4月13日に遺体が見つかった山林には、3月末ごろに遺棄していたとみられることが、新たにわかりました。

京都府警は、殺害に至った経緯や、殺害後の遺体の移動について、さらに詳しく捜査する方針です。