SDGsを地元企業などと連携して進めようという薩摩川内市の協議会が、今年度初の会合を開きました。

協議会は、鹿児島県の薩摩川内市がSDGs達成に向けて、企業、県、大学など29団体と去年12月に設置したものです。

16日の会合では、九州電力などが川内火力発電所跡地に来年4月に開業する予定の廃棄物のリサイクルなどを行うサーキュラーパーク九州について、担当者が説明しました。

(サーキュラーパーク九州・佐藤雅美マネージャー)「国際港湾として整備・拡大されている川内港の背後地という立地を生かして整備をこれから進めていきたい」

また、日用品大手の花王が、市内で今年、行っている家庭のプラスチックごみを削減する実証実験について紹介しました。

(薩摩川内市・田中良二市長)「誰ひとり取り残さないことと、持続可能性の大きな枠組みの中で力強く進めていきたい」

薩摩川内市では、SDGsや脱炭素化をテーマしたフォーラム「九州・台湾クリエイティブウイーク」を来月15日から3日間、開く予定です。