先月フランスで開かれたカーレースのF3で、女性で初めて優勝した現役高校生、野田樹潤選手が、16日、ゆかりのある指宿市を訪れました。

日本人初の女性F1レーサーを目指し、海外のカーレースを中心に参戦している高校2年生、野田樹潤選手です。先月フランスで行われたF3のレースでは、女性で史上初の優勝を果たしました。

父方の祖母が指宿市山川出身でゆかりがあることから、16日は父親で元F1レーサーの英樹さんと一緒に指宿市を訪れました。セレモニーでは打越明司市長から花束と特産のマンゴーが贈られました。

(指宿市 打越明司市長)「世界で最もF1ドライバーに近い女性だと、世界中で認知されているドライバー。なお一層応援したい」

(野田樹潤選手)「思い出がすごく多くて、きょうもここ見覚えあるなとかすごく懐かしい気持ちになって、第二の故郷みたいな気持ち。嬉しい報告を持って帰って来られて良かった」

野田選手は、来月はオーストリアとイタリアで、10月にはスペインで開催されるレースに出場予定です。