5月8日朝にバナナ畑で撮影



写真を奄美などの生き物を研究している奄美市立奄美博物館の学芸員・平城達哉さんに見てもらうと。

(奄美博物館 平城達哉さん)「写真の鳥は、ズグロミゾゴイです」

宝島にいたズグロミゾゴイ 沖縄にしかいないはずなのに

沖縄の宮古島や西表島など先島諸島に生息し、環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類に分類され、保護の対象となっているズグロミゾゴイ。体長およそ50センチほどで、国内各地で見られる一般的なミゾゴイと比べて、羽根の色が赤っぽく、名前の通り頭頂部が黒いのが特徴です。


季節的な移動をしない留鳥のため、1984年に徳島県で目撃されたという論文はあるものの、本来の生息地でない宝島で見つかったのは「極めて珍しい」といいます。


(奄美博物館 平城達哉さん)「本来の生息地以外で見られるのは非常に珍しいケース。あまり分かっていない鳥が、本来の生息地とは違うところで見られたのは、すごく貴重なこと。見た方はうらやましいなと正直思った」

奄美博物館の平城達哉学芸員も「うらやましい」


貴重な発見に百竹くんは・・
(百竹くん)「ズグロミゾゴイというとても珍しい鳥を撮ることができて嬉しい」

貴重な発見 小学校の自由研究に

百竹くんは今回の貴重な発見を今後、学校の自由研究にまとめ発表することにしています。
そして、これからも大好きな野鳥の観察を続けたいと話します。

(百竹くん)「これからもいろいろな鳥を撮り続けていきたい」