2日の夜は夜空で寄り添って輝く2つの星を見た方も多かったのでしょうか。
金星と木星が先月から次第に近づいていましたが、2日の夜が接近のピークとなりました。その様子が鹿児島県内各地で見られ、MBCスクープ投稿に写真が届きました。

2日夜、鹿児島市で撮影された写真では、西南西の空に輝いているのは金星と木星です。

鹿児島市で撮影


薩摩川内市からも夕焼けが残る空に2つの星が輝やく写真が届きました。

薩摩川内市で撮影
薩摩川内市で撮影 左が木星 右が金星


写真には左側の木星の上にはガリレオが見つけた木星4つの衛星のうち、エウロパ、ガニメデ、カリストがうつっていました。残るイオは木星の前を横切っていて見えませんでした。

木星の上には3つの惑星が


そして霧島市からも。衛星まではっきりうつった写真が届きました。

霧島市で撮影


国立天文台によりますと、今回の大接近では金星と木星の見かけの間隔は月1個分ほどにまで近づくそうです。

そして、2つの星が桜島の山頂の向こうに輝く様子を撮った写真や、そして自宅の庭のキンモクセイ越しに金星、木星を収めた写真も届きました。

桜島・黒神町で撮影
出水市で撮影 キンモクセイの間に見える金星・木星


日没後の西の空に輝く金星と木星は、今後は次第に離れていくものの、3日夜も県内各地で見られそうです。