混乱が続くアフガニスタンから鹿児島県内への避難を希望する家族を支援する団体が設立され、寄付金を募っています。
アフガニスタンでは、おととしイスラム原理主義組織「タリバン」が政権を掌握し、治安や経済状況の悪化、食糧難などが続いています。
こうした中、2017年に鹿児島大学に留学していたアフガニスタン人男性と、妻と子どもら一家7人が鹿児島への避難を希望しています。
去年12月、県内の有志らが「アフガニスタン人家族7人を救う会」を立ち上げ、現在、移動費や自立できるまでの生活費などを集めるため、クラウドファンディングで寄付金を募っています。
7人は現在アフガニスタンを出国しイランに滞在中で、来月中旬までに日本へ入る予定です。
(アフガニスタン人家族7人を救う会 立石尚之さん)「苦難の道を乗り越え新しい希望がわく場所が日本・鹿児島なんだということを知っていただき、ご支援いただければありがたい」
クラウドファンディングの目標額は200万円で、3月1日時点でおよそ43万円が寄付されています。