川内原発での重大事故を想定した原子力防災訓練が11日行われています。

訓練は薩摩半島西方沖を震源地とする最大震度7の地震が発生し、川内原発1号機の原子炉が損傷するとの想定で行われています。

鹿児島県と、薩摩川内市をはじめ川内原発30キロ圏の9の市と町が主催し、合わせておよそ210の機関から3500人が参加しています。

今回は3年ぶりに住民も参加していて、原子力防災アプリを使った避難支援の確認や、新型コロナなどの感染症が流行している場合を想定した対策などがポイントとなっています。

訓練は11日午後6時まで行われる予定です。