西之表市・馬毛島での自衛隊基地整備を巡り、防衛省が地元の漁業者に対し、3年4か月の漁業制限の延長と、総額4億9000万円の追加の漁業補償を提示したことが分かりました。
馬毛島の自衛隊基地建設は、当初、4年程度としていた工事が人手や資材の不足で3年遅れ、完成予定が2030年3月末となっています。

港湾施設などがつくられる島の東側は漁ができなくなり、地元・種子島の漁協は、工期の延長が決まる前に国から漁業補償金として22億円を受け入れていました。
関係者によりますと、工期の見直しに伴って、防衛省は先月、種子島の漁協組合員に対し、漁業制限を3年4か月延長して2031年3月末までとする方針を伝えました。

そして、追加の漁業補償として、総額4億9000万円を提示したということです。
補償の対象となるのは、鹿児島県漁協種子島支所に所属する西之表市と中種子町の組合員あわせて398人です。
種子島支所は3分の2以上の同意があれば臨時総会を開き、正式に受け入れるかどうか決めるとしています。







