地域福祉を担うボランティアの民生委員。高齢者の自宅訪問や子どもの安全確認などを行います。
厚生労働省によりますと、全国およそ20万人のうち、60代以上が8割を超えていて高齢化が課題です。鹿児島県日置市では、地域の子どもたちの力を借りた取り組みも広がっています。

「いますか~?吉田です」
吉田伊都子さん、79歳。日置市伊集院地域の民生委員です。この日は、一人暮らしの家を訪ね、困りごとを聞いていました。
自分で操作できなくなった見守り用の携帯電話の接続を手伝います。

(電話オペレーター)「ありがとうございます。しっかり通報が入っていますのでご安心ください」
(吉田伊都子さん)「これでつながったって。(コードを)抜かないでね、またつながらなくなるから。じゃあね」

高齢者宅の訪問や子どもの安全確認などをボランティアで行う民生委員。しかし、地域コミュニティーの希薄化や企業の定年延長などで、今、担い手不足が課題です。

(吉田伊都子さん)「(民生委員は)16年前から」
任期は1期3年ですが、吉田さんのように10年以上続けている人もいて、日置市の民生委員の平均年齢は69.1歳と、高齢化も進んでいます。










