鹿児島県内5つの農業高校の生徒たちが育てた黒豚製品の販売会が鹿児島市できょう17日、開かれました。

「僕たちが作った黒豚です」

この「黒豚フェア」は、学校で黒豚を飼育している農業高校の取り組みや美味しさを知ってもらおうと毎年、この時期に開かれています。

17日は、加世田常潤、市来農芸、伊佐農林、曽於、鹿屋農業の5つの高校、およそ30人の生徒が、自分たちで育てた黒豚商品を販売しました。

黒豚の精肉、黒豚みそなどの加工品も並んだほか、実際に美味しさを味わってもらおうと黒豚のふるまいも行われました。

(購入した客)「鹿屋なので、がんばってと話して買ってきた」

(生徒)「作っていてよかったと思った、完売するようにがんばりたい」

(生徒)「毎日餌をあげて大きくなっているのを見ているので売れてほしい」

訪れた人たちは生徒たちとの会話を楽しみながら買い求めていました。農業高校生たちにとっても貴重な学びの機会になったようです。