JAXA=宇宙航空研究開発機構で衛星の開発を行うプロジェクトマネージャが、母校の鶴丸高校で宇宙の仕事や魅力について講演しました、

(有川さん)「跳ね返って来た微弱な電波を受けて、地表の凸凹を測ることができる」

鹿児島市の鶴丸高校を訪れたのは、卒業生で、現在、JAXAで地球観測衛星「だいち4号」のプロジェクトマネージャを務める有川善久さんです。

「だいち4号」は、去年、H3ロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられ、今年6月には、火山活動が活発化した新燃岳周辺の地殻変動の観測を行いました。

講演では、1年生から3年生およそ30人に、宇宙の魅力や、仕事や勉強をするうえで「考え抜くことの大切さ」などを伝えました。

(JAXA・鶴丸高校出身 有川善久さん)「社会に出れば唯一の答えがない問いばかり。『なぜ』『どうして』と問い続けることが本当に大事」

(2年生)
「地震や自然災害に人工衛星が関わっているのは知らなかったのでおもしろかった」

「今までは(打ち上げが)かっこいいという感じだったが、これからは私たちの生活を守ってくれるのだと視点が変わって打ち上げを見られる」

有川さんは、先月、衛星開発で培ったマネジメント経験をまとめた著書も出版し、この日、鶴丸高校に寄贈しました。

(JAXA・鶴丸高校出身 有川善久さん)「執筆の目的は将来を担う若い人たちに向けた応援のメッセージもある。人材育成という意味で高校生との対談がひとつのきっかけになればうれしい」

来月7日には種子島宇宙センターからH3ロケット8号機が打ち上げられる予定です。