鹿児島県は、霧島市で見つかった死んだ野生のイノシシが家畜伝染病の豚熱に感染している疑いがあると発表しました。国の検査で陽性が確定すれば、野生イノシシの豚熱の感染確認は、県内では初めてです。
(塩田康一知事)「陽性と判定されれば、本県初となる野生イノシシの豚熱感染となる」
県によりますと、霧島市霧島田口で今月17日、死んだ野生のイノシシ1匹が見つかりました。
ウイルスの遺伝子検査の結果、豚熱に感染している疑いがあり、現在、国による確定検査が行われています。結果は19日夜に判明する見込みで、陽性が確定すれば、野生イノシシの豚熱への感染確認は、県内で初めてです。
県は19日、対策本部会議を開き、養豚農家に対して「防護柵を点検や、異常があった場合は速やかに通報すること」などの対応を確認しました。
(県・家畜防疫対策課 藏薗光輝課長)「強い危機感を持っている。県の養豚は重要な基幹産業、徹底した防疫対策を行っていく必要がある」
「豚熱」は豚やイノシシがかかる病気で、人には感染しませんが、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
陽性が確定した場合、あす20日に緊急防疫対策会議を開き、感染確認区域での野生イノシシの捕獲と検査の強化、ワクチンの緊急散布などを実施する予定です。







