県は新たな総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターの整備を予定している鹿児島港本港区エリアの利活用策を話し合う検討委員会の初会合を今月23日に開くと発表しました。そして、委員15人の顔ぶれも発表しました。

委員は次の15人です。(五十音順 敬称略)
▼有馬勝正(鹿児島市商店街連盟会長)
▼有村和晃(鹿児島県旅客船協会会長)
▼有山まり子(消費生活アドバイザー)
▼岩崎芳太郎(鹿児島商工会議所会頭)
▼太田正隆(JTB総合研究所MICE戦略室主席研究員)
▼大西英二朗(鹿児島港運協会会長)
▼木方十根(鹿児島大学大学院理工学研究科建築学プログラム教授)
▼北崎浩嗣(鹿児島大学法文学部法経社会学科教授)
▼郷原茂樹(環錦江湾ネットワーク代表)
▼津曲貞利(鹿児島経済同友会代表幹事)
▼西村幸夫(國學院大學観光まちづくり学部長)
▼升本喜之(九州経済連合会事務局長)
▼松山芳英(鹿児島市副市長)
▼森正則(日本政策投資銀行南九州支店長)
▼森下晶美(東洋大学国際観光学部国際観光学科教授)

経済界やまちづくりの専門家などに加え、サッカースタジアムの候補地の一つとして本港区のドルフィンポート跡地を検討している鹿児島市の幹部も名を連ねています。
また、塩田知事は、検討委員会では今年3月に策定した総合体育館の基本構想を前提に協議する考えを示していますが、基本構想の委員を努めた鹿児島大学大学院の木方教授と鹿児島経済同友会の津曲代表幹事の2人も含まれています。
そして、経済効果を県全体に波及させる観点から霧島市、鹿屋市、奄美市の代表もオブザーバーを務めます。

検討委員会では来年度末をめどに、利活用の全体像を策定する方針です。