作業の負担軽減や人手不足の手助けなどをする最新の農業機器の展示会が、鹿児島市で開かれました。

スマート農業機器の展示会は鹿児島市が開いたものです。

農家の担い手不足や高齢化が課題となるなか、AIなどの技術を使って生産の向上につなげるスマート農業の普及が狙いです。

きょう13日は28のメーカーが、およそ40点の機器を展示し、実演もありました。

(記者)「こちらのセンサーを農業ハウスにつけると、スマートフォンやタブレットで温度や湿度を管理することができます」

こちらはハウス内の状況を遠隔で把握できるシステムです。設定した温度よりハウス内が暑かったり寒かったりした場合に通知が来ます。

訪れた人は体験しながら最新の機器に触れていました。

「腰が痛くなるから、気を付けないといけない」

「スマート農業をうまく導入しながら、高品質でおいしいいちごを作りたい」

イベントは13日だけですが、都市農業センターでは、あさって15日までJAが農業機械や農産物を販売しています。