湧水町の上場小学校の運動会で、子どもたちが郷土芸能の踊りを披露しました。

全校児童18人で踊ったのは郷土芸能「建築踊り」。建築踊りは家を建てる過程を表現したユニークな踊りです。

踊り手は鉞(まさかり)や鉋(かんな)、鋸(のこ)や斧、金槌といった大工道具を持ち、曲に合わせて道具に応じた踊りを踊ります。

本番1週間前。子どもたちは学校の校庭で、保存会のメンバーから指導を受けて練習しました。

そして運動会本番。

(児童)「頑張ります」

地域の人たちが見守る中、「建築踊り」が披露されました。

「練習通りにできた」

(保存会会長 宗方忠男さん)「上手に元気よく踊れていてよかった」

受け継がれてきた「建築踊り」を踊りきって、子どもたちの表情にも達成感があふれていました。