種子島から今月、H3ロケットで打ち上げられた新型補給機が30日未明、ISS=国際宇宙ステーションとの接続に成功しました。

今月26日、種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げられた新型補給機「HTVーX」。2020年に運用を終えた「こうのとり」の後継機で、ISS=国際宇宙ステーションで使う実験装置や宇宙飛行士の生活物資を届けます。

HTVーXは、地球を周回しながら高度およそ400キロのISSに接近し、日本時間の30日午前1時ごろ、ISSに滞在する宇宙飛行士・油井亀美也さんが、ロボットアームでキャッチ。ISSとの接続を無事に完了しました。

作業を見守っていた地上の管制室では、JAXAなどの関係者から拍手が起こっていました。

ISSは、来月4日午前5時48分に鹿児島市の真上を通過する見込みで、天気が良ければ、太陽の光を反射するISSの姿を見ることができるかもしれません。