麻薬や覚せい剤、大麻といった違法薬物の乱用防止を呼びかけるキャンペーンが鹿児島市でおこなわれています。
鹿児島市の谷山地区では40年前から住民らが薬物の乱用防止に取り組んでいます。
22日は駅やスーパーなどあわせて28か所で高校生やボランティアなどおよそ800人が参加し、薬物の危険性を訴えるチラシやティッシュを配布します。JR谷山駅前でも、通勤・通学時間にあわせて薬物の乱用防止を呼びかけました。
(参加した高校生)「増えている中で少しでも減っていけばいい」
(谷山地区覚せい剤・シンナー乱用防止推進会 川島葉留美名誉会長)「若い世代が薬物が危険であることを理解して、それを仲間や後輩に伝える役割をしてくれるとありがたい」
県警によりますと県内ではことし、先月末までに薬物の所持や使用などで摘発された人は去年の同時期に比べ4人少ない46人ですが、20代以下は25人と過半数を占めています。







