種子島・屋久島地方では、22日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
気象台によりますと、種子島・屋久島付近にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
今月20日の降り始めから22日午前4時までの総雨量は、十島村平島で219ミリ、屋久島町小瀬田で209.0ミリ、南種子町上中で202.0ミリとなっています。
十島村平島では、24時間雨量が10月の観測史上1位となっています。
現在、土砂災害警戒情報が、十島村、南種子町に発表されています。

また、大雨洪水警報が、中種子町と南種子町に、大雨警報が西之表市と十島村に、洪水警報が屋久島町に発表されています。

種子島・屋久島地方では、22日夕方にかけて、奄美地方では22日夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る所がある見込みです。
22日に予想される1時間雨量は多い所で、種子島・屋久島地方、十島村で50ミリ、23日午前6時までに予想される24時間雨量は多い所で、種子島・屋久島地方で180ミリ、十島村で150ミリです。

気象台は、土砂災害に厳重警戒を、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けています。








