殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(98)が無実を訴え、裁判のやり直し=再審を求めている大崎事件は、あす10月15日で発生から46年です。
「開かずの扉」ともいわれる日本の再審制度。大崎事件からその課題を考えます。

今月、原口アヤ子さんが入所する施設を弁護団や支援者が訪れました。

98歳の原口さん。脳梗塞を2度患って言葉を上手く話せず、呼びかけにうなずくような様子が見られました。弁護団の鴨志田祐美 弁護士は、2004年から原口さんを支えています。

(鴨志田弁護士)「『長い付き合いだよね』と言ったら笑いました。はっきり分かる笑顔で笑ってくれて、すごく表情が豊かで反応もしっかりしていて、ちょっと安心した」