【台風23号】九州・沖縄接近へ その後東日本へ
台風第23号は、9日(木)正午には日本の南にあって1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。
台風が予報円の中心付近を進むと、奄美地方では10日(金)夜のはじめ頃に風速15メートル以上の強風域に入り、11日(土)午後には最も接近する見込みです。また沖縄地方・九州南部地方も強風域に入るおそれがあります。その後、台風は東よりに進み、西日本から東日本に影響を及ぼす可能性があります。
9日(木)~14日(火)の《雨と風のシミュレーション》、《全国各都市の週間予報》を画像で掲載しています。

台風23号の予報円は、きのう8日(水)までの予想より「沖縄に近いコース」に変わってきました。
10日12時には南大東島の東北東約40キロの北緯25度55分、東経131度35分を中心とする半径105キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
11日(土)9時には、奄美大島の南およそ120キロの、北緯27度20分、東経129度25分を中心とする半径210キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
12日(日)9時には、種子島の南東およそ110キロの、北緯30度05分、東経131度55分を中心とする半径300キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
雨・風シミュレーション(GSM)によると、あす10日(金)には奄美地方、沖縄地方に雨雲がかかり始め、四国や本州など全国的に影響が出る可能性があり、台風22号に続いて注意が必要です。
9日(木)~14日(火)の《雨と風のシミュレーション》、《全国各都市の週間予報》を画像で掲載しています。