新燃岳の噴火や8月の集中豪雨の影響を受けている鹿児島県の霧島市牧園町で、秋祭りが行われ、多くの人でにぎわいました。
みやまコンセールで行われた「まっぞん秋festa」は、牧園地区を盛り上げようと、商工会の青年部が企画し毎年開いています。
ステージでは、高千穂小学校の金管バンドや霧島九面太鼓の演奏が行われ、祭りを盛り上げました。また会場には出店が並び、豪雨災害の募金箱も設置されました。
夜には、「噴火や大雨に負けない」という願いを込めた、およそ1300発の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。
(訪れた人)「最後の花火が最高。灰が降ったけど開催できてよかった」
(訪れた人)「風評被害を乗り越えて、よりいい牧園になってくれたら」
主催者によりますと、災害の影響で、周辺の観光施設への客足は例年の8割程度だということですが、祭りには去年を上回るおよそ2000人が訪れたということです。