台風22号 日本の南で大きくUターンか?

台風22号は父島の南西の海上で、時速15kmの速さで北西に進んでいます。海水温の高い海域を時間をかけて進んでくるため、9日(木)には「非常に強い」勢力にまで発達する見込みです。
6日(月)~9日(木)《雨風シミュレーション》《波のシミュレーション》を画像で掲載しています。

▶6日(月)15時には、父島の南西約190キロの北緯25度55分、東経140度50分にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、
最大瞬間風速は45メートルで
中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心の東側330キロ以内と西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▶台風の中心は、24時間後の7日(火)15時には、日本の南の北緯27度00分、東経137度25分を中心とする半径95キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、
最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心から半径185キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▶48時間後の8日(水)15時には、日本の南の北緯30度00分、東経135度55分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、
最大瞬間風速は60メートルが予想されます。
予報円の中心から半径290キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▶72時間後の9日(木)15時には、伊豆諸島近海の北緯32度35分、東経139度50分を中心とする半径300キロの円内に達し、非常に強い台風になる見込みです。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。
予報円の中心から半径440キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。