滋賀県を中心に開かれているスポーツの祭典「国民スポーツ大会」。陸上で出場する鹿児島県代表の中学3年生が今、注目を集めています。あの大谷翔平選手も驚くかもしれません、跳躍種目に“三刀流”で打ち込む選手の素顔に迫りました。

国スポで陸上の少年男子に出場する迫田大輝選手。武岡中学校の3年生で地元の陸上クラブに所属している彼が今、注目を集めています。

(迫田大輝選手)「『跳ぶ』ということは日常ではない動きなので、空中に浮くって感覚が、飛べたときが一番気持ちよくてそれが楽しくてやっている」

8月に沖縄で行われた「全日本中学校陸上競技選手権大会」走り高跳び決勝。1メートル97センチを跳び、日本一に輝きました。

そして、その10日後に行われた16歳以下の大会の県予選で出場したのは日本一になった走り高跳びではなく走り幅跳び。6メートル79センチの大会新記録で優勝すると…

今度は高跳びでも幅跳びでもなく三段跳び。14メートル33センチのこちらも大会新記録で優勝。

走り高跳び、走り幅跳び、三段跳びと陸上の跳躍種目で多彩な才能を見せつけました。