あさって4日開幕戦を迎える、バスケットボールB2鹿児島レブナイズ。7人の新加入選手を加え、B2優勝を目指します。

昨シーズンの鹿児島レブナイズ。7年ぶりのB2の舞台、昇格初年度でプレーオフにたどり着きましたが、準々決勝敗退。目標の西地区優勝、B1昇格には届きませんでした。

東西7チームずつに分かれ、年間60試合を戦うB2。レブナイズは西地区に属しています。

リベンジに燃える今年は7人の新選手が加入。先月のプレシーズンゲームでは。福島から加入した多田選手が3ポイント。

第2クォーターにも、3ポイントシュートを決め、「日本人エース候補」として活躍を見せます。

そして、チェコ出身・日本6シーズン目のアウダ選手。ゴール下でシュートを量産し、初戦でチーム最多16得点をマークすると、翌週の試合では、強烈なブロックショット。

攻守でチームに貢献します。さらにゴール下には、ヨーロッパのリーグで経験を積んできたアメリカ出身のシャーマ選手も。

期待のビッグマン2人が加入しました。

(パトリック・アウダ選手)「エナジーと努力を注ぎ、コートの全員をサポートするよう心がけていく」

半数が新加入のため、プレシーズンゲームでは、連携面で乱れも目立ちました。

それでも、最古参藤田選手が相手陣内でスティール、そして新加入で元レバノン代表のラバイ選手がシュートと、徐々に守備からリズムを作るレブナイズらしさが出ると、4試合目で初勝利。選手も安堵の表情を浮かべていました。

(藤田選手)「プレシーズンだが、やっと勝ててよかった。シーズン開幕までにはいいチームになると思うので、期待して待ってていただきたい」

先月30日、開幕前最後の公開練習。選手たちは、課題の連携プレーや、ディフェンスの強度を高める練習に取り組んでいました。

(フェルナンド・カレロ・ヒルHC)「ディフェンスすごく良くなっている。最後まで苦しいボールへのプレッシャーも良くなっている」

練習後には、シャーマ選手の誕生日をチームで祝ったレブナイズ。絆も深まって臨む開幕戦、どんな仕上がりをみせてくれるのか、注目です。

(多田武史選手)「大事なところでシュートを決めきれるように、期待に答えられるように頑張ります」

対戦相手は、昨シーズン、レブナイズでB2ブロック王に輝いたハームス選手がいる愛媛です。

(藤本巧太主将)「初戦でもありますし、マットも相手にいるので考える部分があるが、レブナイズとしていいホームゲームを迎えられるように、チーム全体で準備したい」「昨シーズン成し遂げられなかったB2優勝を目指して頑張る」

開幕戦は、あさって4日、西原商会アリーナで行われます。
開幕戦では、1階席限定で、ジェット風船を配布するということです。