鹿児島県内では、大隅地方を中心に大雨となっていて、25日にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。
気象台によりますと、鹿児島県内は暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。
24日の降り始めからの総雨量は、肝付町で303ミリと平年9月1か月分の8割に達しているほか、鹿屋市で293ミリ、錦江町で259ミリなどとなっています。
現在、土砂災害警戒情報が鹿屋市、錦江町、大崎町、東串良町、肝付町に出ています。大雨警報が志布志市、大崎町、鹿屋市、東串良町、錦江町、南大隅町、肝付町に発表されています。
また避難指示が、肝付町の全域、東串良町の全域、鹿屋市の吾平地区に出されています。
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、25日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
25日にかけて予想される1時間雨量は、薩摩地方で40ミリ、大隅地方で60ミリ、種子島・屋久島地方で50ミリ。
25日から26日までに予想される24時間雨量は、薩摩地方で80ミリ、大隅地方で120ミリ、種子島・屋久島地方で100ミリです。
大隅地方では25日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。