地震が相次いだ十島村の悪石島や小宝島の住民を支援しようと、保険会社が義援金を贈りました。

県などを通じて義援金を贈ったのは、三井住友海上など保険会社24社を束ねるMS&ADホールディングスです。

トカラ列島近海ではことし6月から地震が相次ぎ悪石島や小宝島では、延べ70人が島外に避難しました。

9日は保険会社の鹿児島支店長ら9人が県庁を訪れ、塩田知事に目録を手渡しました。贈られた義援金はMS&ADホールディングスと全国の社員から集まったおよそ600万円です。

(あいおいニッセイ同和損保鹿児島支店 河合正樹支店長)「一刻も早く日常の安心安全な暮らしに戻ることを我々は祈っている」

義援金は今後悪石島と小宝島の島民に十島村を通じて配られる予定です。なお、県や日本赤十字社などはことしの12月26日まで義援金を募っています。