厳しい暑さの一方で、季節は少しずつ進んでいるようです。
栗にぶどうにサンマ。旬を迎えつつある「秋の味覚」。今年の価格はどうなっているのか?スーパーを取材しました。

鹿児島市のA・コープ鹿児島キラメキテラス店です。買い物客に「秋の味覚」について聞いてみると…。

(客)
「栗ごはんにしたり」

「シャインマスカットが一番おいしいかな?この時期は」

店頭に並ぶ、ぶどうやりんご。今年はどれも収穫が順調だといいます。

巨峰やシャインマスカットといったぶどうは、福岡などの九州産が中心で、価格は安定。種なし巨峰は今後、最盛期を迎える本州産で1房1000円を超えますが、福岡産は1房842円でした。

りんごは、現在出始めで、長野産が1個278円。価格が少し高めですが、今後は手に取りやすい価格になっていくとみています。

そして、秋の味覚の代表といえば?

(客)
「やっぱりサンマ。今までと違って大漁だとか」

(記者)「ということで鮮魚コーナーにやってきました、サンマありました!光り輝いている…立派ですね」

ここ数年不漁といわれてきたサンマ。5日の生サンマの価格は1尾386円。かつてあった「1尾100円」のような安さにはならない見込みですが、今年は、身が大きく、脂のりがいいと、担当者も太鼓判を押します。

(A・コープ・キラメキテラス店 海江田直人副店長)「やはりサンマが一番おすすめ、価格も良いし脂ものっておいしいサンマが出せているので買ってもらえればうれしい」

厳しい残暑の中でも、売り場は少しずつ秋めいています。