台風一過のきょう5日、鹿児島県内は高気圧に覆われ、35度を超える猛暑日となったところもありました。先月の集中豪雨の被災地では、猛暑の中、復旧作業を再開しました。
先月の集中豪雨で川の氾濫や橋の崩落が起きた霧島市福山町です。4日は台風の接近で復旧作業を中断していましたが、5日、再開しました。
(住民)
「川が怖い、まだ片付いていない。こんなに暑いとやっていられないからぼちぼち行う」
「ボランティアの方が手伝ってくれた。起きてしまったことを考えてもしかたない、先のことを考えないと」
(記者)「午後2時半ごろの鹿児島市です。手元の気温計は35度を超え、立っているだけで汗ばむ暑さとなっています」
強い日差しが照りつけた5日の県内。4日より9度近く気温が上回ったところもあり、鹿児島市で35.4度、志布志で35.2度と猛暑日となりました。
17日ぶりの猛暑日となった鹿児島市。工事現場では炎天下の中…。
(20代)
「かなり暑い、倒れそう。夏は脱いでも暑いからどうしようもない」
「ファン付き作業服を着たり、クーラーボックスに凍った飲み物を入れたり対策している。暑いのは嫌いなのではやく涼しくなってほしい」
この先16日間の天気予報です。
30度を超える日が多く、今後も厳しい暑さが予想されています。6日も5日並みに気温が上がる見込みで、引き続き熱中症対策が必要です。