日置市から珍しい提灯の話題が届きました。その名も、「金魚提灯」。どのようなものなのでしょうか?

鹿児島県日置市日吉町の郷土玩具を扱う「ぎゃらりー頑固」で、先月、「金魚提灯祭り」が開かれました。

展示場の天井には金魚の形をした提灯がおよそ200個飾られ、風が通り泳ぐ姿は訪れる人の目を引きます。優雅に愛らしい夢幻の世界が広がっていました。

提灯は胴体の部分の長さがおよそ20センチ、尾びれを伸ばすと40センチほどになります。竹ひごを組んだ骨組みに、店主の松田忠之さん(83)が障子紙を貼って絵付します。

松田さんは提灯を生かした地域のにぎわい作りも考えているとのことです。

撮影はMBCふるさと特派員・小島忠義さんでした。