許可なく電信柱などに貼られた「違反広告物」を取り除くパトロールが鹿児島市で行われました。

鹿児島市によりますと、インターネットやモバイル広告の普及で、違反広告物は去年は524件と前年より633件減少しました。しかしいまも人目に付くところに違反広告物が貼られ、街の景観を損ねています。

(記者)「まちの違反広告物にはこのようなシールが貼られ、シールを貼ってから5日後から撤去が始まります」

今月は10日まで「屋外広告物適正化旬間」にあたるため、期間中、市をはじめ通信会社や広告協会など7つの団体が、電信柱など違反に貼られた看板に撤去を呼び掛けるシールを貼りました。

(鹿児島市都市景観課 中島祥太課長)「(違反広告物は)幹線道路沿いなど人目につく場所や、市街地のマンションなどに出されることが多い傾向。屋外広告物の規制を理解し、景観に配慮したまちづくりを進めてほしい」

鹿児島市が定める屋外広告物条例では、違反して広告物を掲示した場合、30万円以下の罰金が科せられることがあります。

市は広告物を掲示する場合は許可をとる必要があるため、連絡をしてほしいとしています。

【許可申請】鹿児島市
099ー216-1425