かつて「鴨池ダイエー」と呼ばれて親しまれ、49年の歴史に幕を下ろした鹿児島市のイオン鹿児島鴨池店が、閉店してまもなく1年です。
再開発の行方が注目される中、周辺では買い物に困った人たちを手助けする動きも出ています。
イオン鹿児島鴨池店閉店から1年…

始まりは1975年。鴨池動物園跡地に、イオン鹿児島鴨池店の前身・ダイエー鹿児島ショッパーズプラザがオープンしました。

「鴨池ダイエー」と呼ばれ、その後は「イオン鹿児島鴨池店」として親しまれましたが、去年8月31日、49年の歴史に幕を下ろしました。



そして…
(記者)「閉店からまもなく1年。多くの人の思い出が詰まった建物がすっかり取り壊されました」
敷地面積3万6000平方メートルに広がる店の跡地。隣の鴨池市民球場がすっぽり入るほどの広さで、まもなく更地になりそうです。

工事現場のフェンスには動物のイラストが描かれ、かつての鴨池動物園の姿を思い起こさせます。電車通り側の入口にあった動物のモニュメントは、国道側に移されていました。
一方、イオンがなくなったことで、買い物に困る人たちもいます。