甲子園出場をかけて熱戦が続く夏の高校野球鹿児島大会は、26日が決勝です。
3年連続の甲子園出場を狙う神村学園と、45年ぶりに決勝進出となったれいめい。それぞれの強みを分析しました。
第1シードで3年連続の甲子園出場を狙う神村学園は、県大会ではおととし(2023年)の県選抜大会から44連勝中です。
チームは1年生の時から甲子園に立ったキャプテン今岡や入耒田が攻守の要に。
投手陣では最速151キロの早瀬や、制球力抜群で安定感の千原、威力あるストレートが魅力のサウスポー窪田ら、力のある選手がならびます。
そして4番・梶山など2年生の活躍が甲子園出場のカギとなりそうです。
(神村学園3年 今岡拓夢主将)「すごく良い経験もさせてもらったし、更に技術も上がったと思う。残り時間は少ないがしっかりと全員で準備して決勝戦に臨みたい」
対するノーシードのれいめいは、川内実業時代の1980年に優勝して以来、45年ぶりの決勝進出。今大会は初戦からシード校を破り、勝ち上がってきました。
24日、11個の三振を奪った伊藤を中心とした豊富な投手陣と、攻撃の注目はクリーンナップ。
去年から主軸をつとめていた3番・谷口は、ここまでヒット10本、ホームランも放つなど活躍をみせています。
種子島出身でキャプテンの宮下はメンバーからの信頼も厚くチームを支えています。
(れいめい 宮下航樹主将)「神村学園を倒して甲子園に行くとずっと言い続けてきたので、最後は絶対勝って、れいめいの野球を貫き通してやっていきたい」
決勝は26日午前10時5分からです。MBCラジオでは午前10時から実況生中継でお伝えします。