きょうは七夕です。今年は令和7年の7月7日ということで、7が3つそろう年となりました。鹿児島市の仙巌園では、きょう7日から島津家伝統の七夕飾りが飾られました。

島津家には七夕に孟宗竹を2本切り出し、果物などを供えて御殿の前に飾っていたという記録が残っており、1990年から再現した展示を行っています。今年も10メートルを超える竹2本に、色鮮やかな五色の短冊が飾り付けられました。

(仙巌園業務企画・広報担当 馬庭伶奈さん)「今年は7がたくさん並んでいる特別な年ですので、この時期に節句や歴史に思いを馳せながら楽しんでもらいたい」

七夕飾りの展示は今月10日までで、来園者も短冊を書いて飾ることができます。

また、今月5日は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の登録決定から10年でした。

園では10周年を記念して、今月20日から来月31日までの毎週日曜日に、反射炉跡や尚古集成館などをめぐるガイドツアーを行い、世界遺産の魅力を発信したいとしています。