ぎょうざの消費日本一を目指す鹿児島市。8日に発表された今年7月から9月の消費額は全国4位に留まったことが分かりました。
(鹿児島ぎょうざ協議会 山崎正明代表)
「私たちは(宇都宮市・浜松市・宮崎市を)BIG3と呼んでいるが、壁は厚いというのが正直な感想」
鹿児島市のぎょうざ消費額は、去年は全国8位でしたが、日本一を目指そうと今年4月に協議会が立ち上げられ、取り組みが進められています。
総務省が8日に公表した家計調査では、7月から9月までの1世帯当たりの平均消費額は、宮崎市が前回の3月から6月を250円上回る1023円、静岡県浜松市が889円、栃木県宇都宮市が861円でした。
鹿児島市も771円で前回より53円増えましたが、4位でした。
今年1月から9月までの合計は、宇都宮市が3021円でトップ、2位は宮崎市で2992円、3位は浜松市で2875円、4位は鹿児島市で2219円でした。
いずれも日本一に輝いたことがある上位3市=「BIG3」が消費を伸ばす中で差をつけられた形となった鹿児島市。年末までにイベントを開くなどして巻き返しを図る構えです。
(鹿児島ぎょうざ協議会 山崎正明代表)
「宇都宮が巻き返しているという話は聞いていたが、そこに宮崎が去年1位の底力で数字を伸ばしている。残り3か月であと1〜2回イベントができればいいなと思う」
今年の「ぎょうざ日本一」が決まる10月から12月の家計調査は、来年2月に発表される予定です。