十島村の諏訪之瀬島で、7日明け方から噴火が発生し、連続噴火が5時間ほど継続しました。

諏訪之瀬島の御岳では7日午前5時前に噴火が発生し、噴煙が火口から1000メートルの高さまであがりました。その後、午前5時半ごろ再び噴火が発生し、連続噴火が午前10時半ごろまでおよそ5時間に渡って続きました。この連続噴火で噴煙は最大1300メートルまであがりました。

火山性地震は7日午後4時までに7回、地下のマグマの動きを示す火山性微動は6日午後9時すぎから7日午後4時までに2回観測されています。

諏訪之瀬島には先月時点で40世帯85人が住んでいて、島ではレベル2の「火口周辺規制」が継続しています。気象庁は、火口からおおむね1.5キロの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。