春を告げる食材「赤土バレイショ」の収穫が長島町で始まりました。今年は寒さの影響で例年より2、3割少ない収穫量を見込んでいます。
5日から収穫が始まった長島町の赤土で育った春ものの「赤土バレイショ」。薄い皮と甘くほくほくとした食感が特徴で、県のブランド指定を受けています。
周囲が海に囲まれている長島町は、潮風のミネラルを含んだ粘土質で水はけの良い赤土です。この赤土がバレイショの栽培に適していて、町内ではおよそ1000戸の農家が栽培をしています。
ことしは冬場の雪や低温の影響でいつもより小ぶりで、収穫量は例年より2~3割少ない7000トン~8000トンを見込んでいます。
(生産者)
「長島のジャガイモおいしいから、仕事がたのしい」
「柔らかくほくほく感もある。今が食べごろ」
赤土バレイショの収穫は6月上旬まで行われ、全国に出荷されるということです。

なお、町内では「夢追い長島花フェスタ」が開催中で町を一周する沿道でも花々を楽しめます。