先代の「あまみ」は、奄美沖の東シナ海で2001年、北朝鮮の工作船と銃撃戦を繰り広げ、乗っていた海上保安官3人が負傷。工作船は逃走中に170発余りの弾丸を3隻の巡視船に浴びせ、ロケット弾の発射も確認されました。

(奄美海上保安部 大場伊佐大部長)「銃弾を受けながら毅然と対応した『あまみ』の名を引き継ぐ船。当時と同じように、様々な海上保安業務にしっかり対応してくれるものと期待している」

第十管区海上保安本部の巡視船と巡視艇は、これで29隻になりました。「あまみ」はヘリコプターを搭載している6隻を除けば、最大級の大きさです。
