鹿児島県肝付町内の砕石業者が大規模な山林火災のあった岩手県大船渡市へ義援金を贈ることになり、肝付町役場で贈呈式がありました。

義援金50万円を贈ったのは、肝付町内の砕石業者5社で、肝付町の福元了副町長に託しました。

肝付町と岩手県大船渡市は、JAXA=宇宙航空研究開発機構の研究施設がある全国の自治体で構成する交流組織「銀河連邦」の一員で、学校単位やスポーツなどで交流を行っています。

今年2月に発生した大船渡市での山林火災ではおよそ2900ヘクタールを焼失し、1人が死亡、建物被害は210棟に上り、平成以降で国内最大規模の被害を出しました。

(横山砕石 横山芳弘社長)「我々も山林や森林を資源として仕事をしている。肝付町と大船渡市のすごく深いつながりがあるので、力になれればと思った」

肝付町では、今月11日まで役場入り口で義援金を募っているということです。