バレーボールVリーグのフラーゴラッド鹿児島は、リーグ優勝を決めるプレーオフ決勝進出を決めました。

レギュラーシーズン西地区2位のフラーゴラッド鹿児島。東西の1位と2位が新Vリーグ初代王者を目指してトーナメント方式で争うプレーオフに挑みます。

30日の準決勝、チームの大エースでVリーグ得点王の長友が怪我で欠場する中、東地区1位の強敵・北海道イエロースターズと対戦。

普段はホームタウン・日置市などの民間企業で働く選手たち、会場には同僚の姿も…

(古井選手・水野選手の同僚)「普段通り力強くアタックを打ってほしい」「水野選手、古井選手、頑張れ!」

試合は序盤から激しい攻防戦に。デュースにもつれ込んだ第1セットで魅せたのは笠利。強烈なスパイクで連続得点。27対25で第1セットを先取します。

続く第2セットは坂元のスパイクなどでリードを奪いますが、相手の猛追を受け、31対33で失います。

その後も接戦となり、セットカウント2対2で迎えた勝負の第5セット。大卒ルーキー古井の活躍が光りました。持ち味の強烈なブロックが度々炸裂。流れを手繰り寄せます!

そして、ついに…セットカウント3対2で勝利し、プレーオフ決勝進出を決めました。

(日置市から応援に来たファン)「すごかったです、感動しました」

Q.今日のMVPは?
(小川貴史ヘッドコーチ)「今日は全員ですね。一人に絞ることはできない。本当にみんなが頑張った会心の試合だった」

(チーム最多得点・笠利選手)「あの粘りがフラゴラを象徴するプレー。優勝に向かって全員で頑張りたい」

決勝は4月6日、再び千葉で行われます。