焼酎などの日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、枕崎市で29日、記念イベントが開かれました。
イベントは薩摩酒造が開いたものです。「伝統的酒造り」は、杜氏らが長年の経験から築きあげた焼酎や日本酒などの酒造りの技術で、去年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
29日は関係者らおよそ30人が参加し、焼酎蔵の見学や杜氏を主人公にしたドキュメント映画が上映されたほか、伝統的酒造りについて講演がありました。
(薩摩酒造 吉元義久社長)「これを機に日本のみなさんに焼酎の造り、文化的な背景、歴史を改めて知ってほしい」
薩摩酒造は今後も焼酎の魅力を伝えるイベントを開きたいということです。