湧水町にある栗野中学校音楽部がリコーダー演奏で全国大会への切符を手にしました。部員はまるで姉妹のように仲がいいこちらの4人。あす29日、大舞台に臨みます。

春の湧水町に響くリコーダーの音色。演奏しているのは栗野中学校の音楽部です。県内の中学校でリコーダーを専門にした部活動があるのは、栗野中学校と指宿市の1校だけです。

栗野中学校に音楽部ができたのは1995年ごろ。今年1月の県予選で金賞を獲得し、17回目の全国大会への切符を手にしました。

(1年生 切通美緒さん)「最初はすごくびっくりしたけれど、とてもうれしかった」

部員4人のうち1年生の3人はアンサンブルに出場。この春、卒業を迎えた3年生の植林里帆さんは独奏の部に出場します。

普段は姉妹のように仲のいい4人ですが、本番直前の練習では真剣そのもの。

(1年生 切通美緒さん)「1人でも間違えたらすぐ目立つので難しい」

アンサンブルでの3人の出場は、全国大会に出場する35校の中でも最も少ない人数です。