山形屋グループが進める事業再生計画で新たな動きです。鹿児島市の山形屋が、運営する立体駐車場の一つを来年1月以降に閉鎖することが分かりました。

閉鎖するのは、山形屋の朝日通り駐車場です。1979年5月に完成した機械式駐車場で、あわせて180台駐車できます。

山形屋によりますと、建物や機械の老朽化が進み、必要な部品の入手も難しい上、駐車できる車のタイプも限られることから、来年1月以降の閉鎖を決めました。

山形屋グループは、事業を続けながら迅速な経営再建を目指す「事業再生ADR」に取り組んでいて、敷地を今後、売却し、財務の健全性を高める考えです。

来年1月からは近くのセンテラスパーキングに100台分を借り受ける予定

山形屋の常設の駐車場は、閉鎖する朝日通りの立体駐車場のほかに、「いづろ駐車場」があります。朝日通りの駐車場閉鎖に伴って、来年1月からは近くのセンテラスパーキングに100台分を借り受ける予定だということです。