【黄砂に関する気象情報】発表
気象庁は25日(火)から26日(水)にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想されるとして【黄砂に関する気象情報】を発表し、注意を呼びかけています。
視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。視程とは水平方向で見通せる距離です。
《黄砂のシミュレーション24日(月)~27日(木)》を画像で掲載しています。
屋外では、所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。視程が5キロメートル未満となった所では、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
黄砂は春に多い
黄砂は春に観測されることが多く、空が黄色に霞んで見えることがあります。
国内11地点(札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇)の1991年~2020年の黄砂現象が観測された日数を月別に集計した平年値では、黄砂の《3月~5月》の観測は〈3月は4.4日〉〈4月は6.2日〉〈5月は2.7日〉となっています。

なお、東京・大阪以外の観測は2024年3月末に終了しています。